DS-2681 S/S Dobby Open Shirt “LOZENGE”
Rayon 61%, Tencel 34%, acetate 5%
BLACK は完売しました。
36・40・42サイズ は完売しました。
1950~60年代にかけて流行したドビー織りのオープンカラーシャツ。
生地はアセテートとレーヨンの混紡生地。この2種類の糸を、意匠を持たせたダイヤ柄で織り上げていきます。
それぞれの糸は別の染料で反応して染まる為、「二浴染め」という古来から着物などに使われる方法で染め上げます。
ドライボーンズでは比較的馴染み深いレーヨンとは、木材パルプが元となった原料に薬剤加工して作られた「再生繊維」です。
一方、アセテートはアセチルロースと呼ばれる原料に酢酸化合物を混ぜ込んで作られた「半合成繊維」と呼ばれるモノ。
どちらもシルクの様な光沢感があります。
レーヨンは水に弱く縮み易いという繊維の特性がありますが、それを補うのがアセテートの撥水性の高さです。
また、アセテートは熱に弱いという特性があり、だからこそ形状記憶性に優れています。
つまり、皺になりやすいレーヨンの弱点をも補ってくれるのです。
こういった合成繊維や再生繊維が最先端だった1950年代当時のアパレル事情を、やはり当時大流行したダイヤ柄(ロゼンジ)で表現。
別名「ニフティ・フィフティーズ(小粋な50年代)」と言われた、技が光る逸品です。